メラノサイトがしっかりとメラニンを作り、毛を染めることで初めて髪や髭に色がつくのです。 このメラノサイトの働きが正常に行われないと、毛の中に含まれるメラニン色素がなくなり白髪になってしまいます。
毛先だけ白髪 なぜ?
髪はケラチンというタンパク質の繊維がいくつも重なった束状に形成されています。 この繊維がちぎれてしまうと、束状のまとまりを失い、繊維がキューティクルの外側に飛び出すことがあります。 この部分が白く見えるのが、毛先や毛の途中が白くなる理由なのです。
ひげ 白髪 何歳から?
髭は顔という目のつきやすい部位に生えるうえ、早い段階から白髪が現れやすい毛です。 早い人では30代前半で髭に白髪が混じり始めます。 髪より先に白髪が出てくる傾向があるため、髪は黒いのに髭には白髪があるということもあり得ます。
髭茶髪なぜ?
強い紫外線を浴び、日焼けをした肌の方は、ヒゲが茶色や金色になってしまうことがあります。 これは、紫外線のダメージを受けたことで、毛の色素細胞に影響し、色を作ることができなくなるからです。 生えているヒゲにも負荷をかけてしまうなど、紫外線が大きくヒゲの色に影響を及ぼすということが分かります。
白髪を抜くとどうなるか?
白髪を抜くと毛根を傷つけてしまう 白髪は、原因の改善によって黒く戻ることもあることがわかってきています。 しかし、白髪を抜くと毛根に傷がついて炎症を起こしたり、毛穴がゆがんで髪が縮れたりしてしまいます。 最悪の場合、新しい髪が生えてこなくなる可能性も。 白髪はできる限り抜かない方が良いのです。