子どもの頭痛で外来での受診が最も多いのは、片頭痛です。 男女別の有病率を見ると年齢によって傾向があり、3〜7歳では男児に起こりやすく、7〜11歳では男女同数、15歳では女子に起こりやすくなっています。 子どもの片頭痛の多くは軽いものですが、まれに、毎回嘔吐を伴う重い頭痛発作のある子どももいます。
偏頭痛 何歳まで?
片頭痛は小児あるいは思春期で最も多い頭痛の一つで、小中学生の4.8~17.2%(成人の場合8.4%)が片頭痛だと報告されています。 片頭痛の方の多くは、思春期すなわち10才前後から始まりますが、4~5歳から始まる場合もあります。
片頭痛 いつから?
片頭痛はどの年代でも起こりますが,多くは10~40歳で発症します. 片頭痛のほとんどが周期的に起こりますが, 50~60歳を境に症状がずっと軽くなったり,まったく起こらなくなったりします. 片頭痛は女性に多く,男性の3~4倍にもなります. 家族間で起こる傾向があり,片頭痛患者の半数以上は,近親者にも片頭痛の人がいます.
子供 頭痛 続く 何科?
治療が必要な病気が隠れていることもあります。 実際には、こどもたちはなかなか上手く頭痛の症状を表現できず、周囲の大人はこどもの頭痛の症状を把握するのに苦労することも多いです。 こんな時は小児科の診察室で医師と一緒に考えましょう。
偏頭痛 薬 何歳から?
小学校高学年以上で、アセトアミノフェンやイブプロフェンの効果が乏しい場合には、片頭痛治療薬であるスマトリプタン点鼻(12歳以上推奨)やリザトリプタン内服(20~39kgで5mg、40kg以上で10mgの投与例あり)で効果が得られる場合があります(小児には保険適応外の可能性あり)。