A 専門家からの回答 猫の社会化期は9週齢までとされているので、9週齢までに人間のハンドリング(撫でたり、抱っこしたり、体に触れることを通じて、人に慣らすこと)を受けていることが大切です。
積極的な猫は触ってほしいサインを持っているのですか?
積極的な猫は「触ってほしい」とアピールをするときに、自ら飼い主さんの体に乗ってくることがあります。 膝の上やお腹の上、お気に入りの場所は猫によって違うようです。 顔や体を飼い主さんにスリスリしてくるのも、触ってほしいサインのことが。
子猫におやつをあげるのはいつですか?
基本的に子猫におやつをあげる必要はありませんが、どうしてもあげたい場合は早くても生後半年以降から。 あげるときはご褒美なのか、コミュニケーションなのか、飼い主さんの中でしっかりと基準を作ってから与えるようにして、要求してきても無闇にあげるようなことはしないようにしましょう。 あげる本数は多くても1日1本、それより増やすことさえしなければ頻度は減ってもOKです。 子猫時代だけではなく、成猫になってからもそれは同じことなので、体重管理や健康維持のために与えすぎには注意してくださいね。
親猫はついてこれない子猫は見捨てるのですか?
そういった子猫は親猫も探してはくれるのですが、はぐれてしまった子猫は自分の力で生きていくことはできないので、死を待つしかないということになりますね。 いずれにしてもついてこれない子猫は見捨てる、というのが野良の猫たちの摂理ということになるんです。
子猫が家にいたら、すぐにやっておきたいことはありますか?
子猫が家にきたら、すぐにやっておきたいことがあります。 また、飼うのに必要なグッズを早めに用意しておくと、子猫も人も快適に暮らせるので、確認しておきましょう。 まずは動物病院で月齢の確認、健康状態のチェックを! 適切なフードを与え、成長具合を知るためにも、子猫の週齢や月齢を確認します。 特に野良猫を拾った場合は、月齢がはっきりわからないので必ず動物病院を受診してください。 併せて、子猫の栄養や健康状態をチェックしてもらいましょう。 野良猫の場合はノミやダニ、寄生虫の有無についても確認が必要です。 母猫の初乳を飲んだ子猫の抗体は、生後2~4か月でなくなり抵抗力が弱まってしまいます。