本来、すね毛を含む体毛は、外部からの冷えや衝撃から体を守るために生えています。 怪我や手術で切った周辺の毛が濃くなったりするのも、防衛作用です。 そのため冷え性や普段薄着で体が冷えていると、冷えている場所を毛で温めようとして体毛が濃くなるといわれています。 体の冷えはホルモンバランスの乱れにもつながります。
すね毛 多い なぜ?
ホルモンバランスによるもの 普段一定に保たれているホルモンバランスが乱れることで、すね毛を含む体毛が濃くなることがあります。 とくに、男性ホルモン「テストステロン」の分泌量によって体毛の濃さが左右されるため、テストステロンが増えすぎないようにしなければなりません。
なぜ剛毛になるのか?
では一体なぜ剛毛になるのでしょう? 私たちの髪の毛の表面は、タンパク質を主な成分とする「キューティクル」によって、何層にも重なりながら覆われています。 剛毛は、キューティクルがしっかりと詰まっていて隙間がなく、タンパク質同士の結びつきが強い髪の毛のこと。 だから固かったり太かったりするのですね。
脇剛毛なぜ?
女性の体には女性ホルモンだけでなく、少量ですが男性ホルモンも分泌されています。 ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどでホルモンバランスが崩れると女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが増加します。 男性ホルモンには体毛を太く成長させるはたらきがあるため、脇毛が濃くなってしまうことがあるのです。
男 体毛 なぜ?
そして、大人へ近づくにつれ、毛が生えかわっていきますが、これはアンドロゲンという男性ホルモンが作用しているからです。 また、男女問わずこのアンドロゲンは分泌されていて、男性は女性とくらべて、アンドロゲンの分泌量が多いため、女性よりも体毛が多いのです。