たまにむせることは健常人でもありますが、少なくとも食事の度にむせる、または、1日数回以上のむせは、脳卒中や脳神経内科の病気による症状のことがあります。 咳がよくでる、年中風邪気味でかかり医で薬をもらっている、慢性気管支炎と言われているといったことも、原因は同じことが少なくありません。
何度もむせる?
しかし、食事中に何度もむせる、 水を飲むたびにむせるなど頻回のむせは嚥 下機能の低下を疑わせるもので注意が必要です。 起こります。 加齢以外には脳卒中の後遺 症、筋疾患や神経疾患、がんや、逆流性 食道炎などの疾患が原因となる場合があ ります。
すぐむせる なぜ?
最大の原因は「加齢」 飲み込みにくい・むせるといった症状の最大の原因は「加齢」です。 年を重ねるに連れて、のど周辺の筋力が低下すると、飲み込む機能が衰えやすくなるからです。 機能の衰えにより食べもの・飲みものがうまく飲み込めず食道ではなく気管に入ると、気管が飲食物を排出しようとしてむせてしまうことがあります。
むせてしまうってどうしてなるの?
食べ物が呼吸をするための管やその先の肺に入ってしまうと、息ができなくなったり、肺炎になったりするため、勢いよく空気を吐き出して食べ物を外に出そうとします。 この勢いよく空気を吐き出すのが「むせ」です。
急に咳き込むのはなぜ?
3週間未満で治まる急性咳嗽の原因は、ほとんどが風邪などの呼吸器感染症です。 遷延性咳嗽、慢性咳嗽と咳(せき)が長期間にわたるほど、感染が原因ではない場合が多くなります。 咳(せき)の症状が長く続くときには、喘息などアレルギー性の咳(せき)、副鼻腔気管支症候群、肺がんや結核などが疑われます。