扁桃周囲炎/扁桃周囲膿瘍 のどの腫れ、激しい痛み、発熱が生じ、口が開きにくい、発音しづらい、食事や水分が飲み込めない、強い口臭などの症状が現れます。 飲食ができない状態まで悪化した場合は、入院の上、抗菌剤、消炎剤、水分、電解質等の点滴を用います。
扁桃炎 何も飲めない?
急性扁桃炎が進行すると、口蓋扁桃の周囲に炎症が及び、扁桃周囲炎を生じることがあります。 そこに膿がたまり、膿瘍を形成することで、扁桃周囲膿瘍となります。 通常は左右どちらか一方がなり、症状としては食事ができない、あるいは水も飲めないほどの痛みがあり、 高熱などの症状が現れます。
扁桃炎 のどの痛みいつまで?
高熱と激しい喉の痛みで、食欲不振になることが多く、熱は2~3日で下がる場合もあれば、1週間程度つづく場合もあります。 ウイルス性の扁桃炎の場合は、風邪をひいたときと同様の治療を行うことが一般的です。 解熱剤や積極的にうがいをし、安静にすることで、1週間程度で、自然に治ります。
扁桃炎 なにか?
扁桃腺とは、舌の付け根の両側にあるこぶのようなリンパ組織で、ウィルスや細菌などの病原菌から体を守る免疫の役割を果たしています。 空気中の病原菌は、鼻やのど、扁桃腺に付着することがほとんどで、扁桃腺に付着した病原菌が増殖すると炎症を起こします。 これが扁桃腺が腫れる原因で、多くの場合は発熱を伴います。
何度も扁桃炎?
急性扁桃炎は繰り返されることがあり、これは慢性扁桃炎の1種である習慣性扁桃炎、もしくは反復性扁桃炎といわれます。 習慣性扁桃炎は1年に4回以上、2年に5~6回以上の頻度で繰り返されるものを指します。 炎症は深部まで達していることが多く、全身状態の変化によって炎症が広がることがあります。