50代以上になられますと、入れ歯の対象になる患者さんはかなりいます。 歯そのものは50年以上保ってきているので問題ないのですが、歯周病が原因で歯を失っている方がほとんどです。
50代で部分入れ歯の人いますか?
2016年の歯科疾患実態調査によると、歯を失った50代が実際に治療した方法は、ブリッジが50代前半で34.4%、50代後半で46.9%とダントツトップでした。 意外にも部分入れ歯は6.3%、10.6%と少なめです。
入れ歯は平均何歳から?
厚生労働省が提供する健康情報サイト『e-ヘルスネット』によると、年齢別の歯の残存数の平均は以下のように公表されています。 このデータから、45歳以降から28本を下回る人が出てくることがわかります。 そして、平均すると入れ歯を入れている人の平均年齢は60歳くらいということもわかります。
何歳で入れ歯になったの?
入れ歯になる歳を知るには、歯が失われる年齢を知る必要があります。 歯の寿命は大臼歯で50年、小臼歯で60年、前歯が66年、犬歯が約70年です。 通常、奥歯から入れ歯になっていく人が多く、50歳過ぎた頃から、部分入れ歯を入れる人がでてきます。
40代で入れ歯の人いますか?
入れ歯を装着する年齢は45歳前後から多くなると言われていますので、このあたりから、歯が徐々に抜けはじめブリッジ治療も困難になり、入れ歯へと移行していくのです。 この年代は、総入れ歯は少なく部分入れ歯がほとんどを占めます。 何かしらの原因で歯を失った40代の人は7.1%、約14人に1人です。