在職定時改定により毎年10月分から老齢厚生年金額が改定される 在職定時改定とは、65歳から70歳になるまでの老齢厚生年金額が毎年10月分から増える、というしくみです。 令和4年度から新たに始まる制度です。 65歳までの特別支給の老齢厚生年金や70歳からの老齢厚生年金には、この在職定時改定のしくみは適用されません。
年金 70歳へ 引き上げ いつから?
毎月の年金額は65歳から受け取る場合と比べて、65歳より後に繰下げれば増額され、65歳より前に繰上げれば減額される。 2022年4月には、繰下げ受給を選べる年齢の上限が70歳から75歳に引き上げられる。
年金受給開始 70歳 受給額は月何割増える?
国民年金(老齢基礎年金) 国民年金(老齢基礎年金)の繰下げ受給は、66~70歳まで1ヶ月単位で繰り下げ可能で、繰り下げ1ヶ月につき年金額は0.7%増額となります。 70歳0ヶ月まで繰り下げると年金額は42.0%の増額です。 65歳の受給額と比べて1.42倍となります。
厚生年金 70歳 いくら増える?
このように、65歳から70歳になるまで平均標準報酬額20万円で、厚生年金保険料を納めると、年額6万9228円増額された年金を毎年受け取れることがわかります。
年金を70歳からもらったらいくら増える?
70歳から老齢年金を受け取ったら 繰り下げ受給すると1カ月に0.7%もらえる年金が増えます。 現時点では最長70歳までの繰り下げが可能です。 増額率の最高は42%です。 実際に70歳から受け取ると、いくらもらえるのか、令和3年4月分からの老齢基礎年金の満額が78万900円ですので、こちらを元に計算してみましょう。