さ‐せい【×嗄声】 声帯に病変があるため音声が異常な状態。 しわがれ声・かすれ声などの状態。
声がかすれることを何という?
声がかすれることを嗄声と呼びます。 喉には食べものが通る咽頭と空気が通る喉頭という部分があります。 声を出すには喉頭の中央にある声帯によって発生できますが、ここに炎症が起こると声がかすれて出づらくなります。
嗄声なぜなる?
嗄声 させい とは、声がかれた状態のことです。 声の出し過ぎやタバコの吸い過ぎ、お酒の飲み過ぎなどを原因として発症することがあります。 また、風邪や声帯結節、声帯ポリープ、声帯萎縮、喉頭がん、甲状腺機能低下症などの病気により発症することもあります。
食道癌 嗄声 なぜ?
一方、がんが食道の壁外に広がり、肺や背骨、大動脈の方へ広がると、胸痛や背部痛が出現します。 気管や肺へ広がると、咳や血痰が出ます。 また、食道のすぐ傍の神経を巻き込むと、嗄声(させい)と呼ばれる、声がかすれる症状が出現します。
声変わりはどんな感じ?
「声変わり」とは、高い声が出にくくなり、反対に低い声が出るようになる体の変化です。 正しくは「甲状軟骨」と呼ばれますが、喉仏(のどぼとけ)がボコッと出てきた人もいるでしょう。 これは声変わりをしているサインと捉えられます。