反回神経麻痺による嗄声は音声外科を扱う耳鼻咽喉科で手術することで改善できます。 こちらも気になる方は耳鼻咽喉科で相談してみましょう。
反回神経麻痺 どこ?
反回神経は、食道の両脇を上がって、声帯の筋肉をコントロールしている喉頭部に甲状腺の裏側を通って繋がっています。 そのため、障害がこの反回神経が通るいずれかの箇所で起きると、反回神経麻痺の原因になります。
反回神経麻痺 嗄声 なぜ?
声帯の動きは反回神経がコントロールしているため、反回神経が麻痺すると声帯が動かなくなって嗄声の症状を起こします。 また、気管に飲食物が入ってむせたり咳き込んだりする誤嚥(ごえん)を起こしやすくなります。 反回神経麻痺は、声帯麻痺、喉頭麻痺と呼ばれることがあります。
反回神経麻痺 術後何日?
対象となる病状声帯麻痺(反回神経麻痺)で声帯が異常な位置に固定されたりして、声が出にくい場合手術所要時間1時間~2時間入院日数1泊~2泊手術後の注意点手術後3,4日は発声を控える必要があります。術後の外来通院約2ヶ月間(週1、2回(2週間)+2週間に1度(6週間))
反回神経麻痺について。 どのような症状があるか?
反回神経麻痺の症状 反回神経麻痺では、声嗄れ、声のかすれ、小声でしか話せなない、声が裏返るなどの症状があります。 声の出しにくさを感じることもあり、喉の痛み、咳や咳払いが増える、息切れしやすい、むせやすい、飲み込みにくい、喉の乾燥が気になるといった症状も現れます。