自動体外式除細動器(AED)の電気的除細動が適応となるのは、心室細動(VF)と、無脈性心室頻拍(無脈性VT)である。
直ちに除細動が必要な不整脈はどれか?
心室細動は、心室が異常な痙攣を起こしているため心拍出量が0になっている状態であり、最も緊急性の高い不整脈である。 直ちに除細動を行う必要がある。
ペースメーカーの適応と不整脈はどれか?
ペースメーカーの適応 めまいや眼前暗黒感、失神などの脳虚血症状、および息切れなどの心不全症状を伴った洞不全症候群、徐脈性心房細動、高度房室ブロック、Ⅱ度房室ブロック、Ⅲ度房室ブロックの患者さんが適応となります。 「不整脈非薬物治療ガイドライン(2018年改訂版)」をもとに、慎重に検討されます。
致死的な不整脈はどれか?
頻脈性不整脈のうち「心室頻拍」や「心室細動」は、意識がなくなったり、突然死の引き金になったりすることがあり、「致死性不整脈」とも呼ばれます。 心室頻拍は、心室から発生した異常な刺激によって、拍動が非常に速くなります。
致死率の高い,最も危険な不整脈はどれか?
命に関わる最も危険な不整脈は「心室細動」と呼ばれる不整脈です。 心室の拍動が1分間に300回を超え、不規則にけいれんしたような状態になり、発生した瞬間から心臓からの血液の拍出が止まり、脳への血流もなくなるため、数秒以内に意識を失います。