語源 日本語の「あくび」はあくびをする意の古語動詞「あくぶ」の連用形が名詞に転じたものであるが、その語源は諸説あって不明である。 また、欠という漢字は本来、口を大きく開ける動きを文字化した象形文字である。 あくびを「欠伸」とも書くが、これは口を開けて伸びる、つまりあくびをする際の伸びをする動作にも着目した語である。
あくびへんの意味は?
「欠」の部首名は「あくび」で、人が口を開けている姿を表します。 確かに、あくびは「欠伸」と書きますね。 「オーッ!」「ワーッ!」という声を出すには口を開けますから、「あくび」の意味を知っていれば迷わずに「歓」と書けるようになります。 口を開けて歌う「歌」も同じように「あくび」が部首です。
あくびが出るのはなぜか?
主に眠いときに生じる「あくび」ですが、実はその正体は解明されておらず、謎の多い生理現象なのだそうです。 「古くから言われているのが、脳が酸素不足の状態に陥り、そのシグナルとしてあくびが出るという説です。 また、あくびは覚醒を促すサインという医師や研究者もいます。
あくびがよく出る病気は何?
あくびにはさまざまなメカニズムがあると考えられていますが、実際のところ解明はまだされていません。 しかし、頻繁に「生あくび」が出る場合は、睡眠障害や脳梗塞などの病気のサインである可能性があるといわれています。
眠くもないのにあくびが出るのはなぜ?
眠くないのに出るあくびは『生あくび』とも呼ばれ、疲れているときや、ストレスがかかっているときに出ることが多いようです。 血流を促して脳の酸素不足を解消するため、上がり過ぎた脳の温度を調節するためにあくびが出るとも考えられていて、脳をリフレッシュさせる反応の1つと言えます。