アレルギー性結膜炎は、花粉やハウスダストなどのアレルゲン(=アレルギーを引き起こす原因物質)によって起こる結膜炎です。 アレルギーは一種の免疫システムの暴走で、本来は無害なものに対して体が反応し、異物として排除しようとすることで様々な症状が引き起こされます。
アレルギー性結膜炎 何型アレルギー?
アレルギー性結膜炎は、アレルゲンとIgE抗体という免疫グロブリンが抗原抗体反応をおこし、15分位で充血やかゆみなどの反応がでてくる、即時型(I型)アレルギーでおこります。 まず、スギ花粉などのアレルゲンが目の表面に飛び込んでくると、リンパ球からスギ花粉に反応するIgE抗体がつくられ、マスト細胞(肥満細胞)と結合します。
アレルギー性結膜炎 なんで?
アレルギー性結膜炎は、結膜にアレルゲンと呼ばれる原因物質が付着することによって発症します。 原因物質としてはスギ、ブタクサ、ヨモギ、ヒノキなど植物の花粉や、ダニ、カビ、フケなどが混ざったハウスダストが代表として挙げられます。
アレルギー性結膜炎って何?
アレルギー性結膜炎とは、目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着して、結膜に炎症を起こす病気です。 結膜とは、まぶたの裏側と白目の部分を覆っている粘膜のことです。
アレルギー性結膜炎 いつなおる?
ほかのウイルス性結膜炎よりも結膜の症状は強く、目ヤニや充血、腫れ、痛みも伴いますが、通常は発病後10日ぐらいで軽くなります。