アルブミンの正常値は4.0g/dl以上で、3.5g/dl以下を『低栄養』と呼びます。 9 авг. 2019 г.
アルブミン 低いどれくらい?
一般的には、血清アルブミン値は、4.0g/dL 以上あれば正常なのですが、3.5―3.9g/dL の方を「低栄養予備軍」、3.5g/dL 未満の方を「低栄養」と呼んでいます。 もちろん、特殊な病気によってアルブミン値が低くなることもありますが、多くの場合、食生活の影響を受けることが多いのです。
アルブミンの回復期間は?
アルブミンは血液の中で半減する期間が14~21日であるため、検査結果は3週間前の栄養状態を反映しています。 食事を変えたからといってすぐには変わらないため、毎日しっかり継続して栄養状態を改善しましょう。
アルブミン値の低下の原因は?
アルブミンは、肝臓で作られます。 食欲不振や栄養不良、がん、 肝硬変などでは、肝臓でのアルブミンの合成が低下し、結果的に血 漿中のアルブミンが低下します。 感染症や手術などのときにも、炎 症により分泌される物質が肝臓でのアルブミン合成を抑制し、血漿 中のアルブミンが低下します。
アルブミン低値の症状は?
アルブミンは血管内に存在することで、水分を血管内にとどめる作用があります。 そのため、低アルブミン血症が生じると、全身のむくみや腹水、胸水、尿量の減少、血圧の低下などが生じます。 また、原因となる疾患に関連した症状がみられることもあります。 肝硬変では出血傾向や黄疸を認めることがあります。