また、アルコールは尿を出す働きを強めますので、カルシウムも尿といっしょに排泄されてしまい、カルシウムの欠乏による骨粗鬆症を招きます。 さらに、大量の飲酒はカルシウムの腸管からの吸収を妨げます。。 男性は骨粗鬆症になりにくいのですが、お酒をよく飲む人は、若くても骨粗鬆症になることがあります。
喫煙 骨粗鬆症 なぜ?
タバコの成分の中にはニコチンが含まれています。 このニコチンの作用によって骨への血液供給が減ること、骨を形成する細胞(骨芽細胞)が生産されにくくなることが知られています。 また喫煙することで胃腸の働きを抑え、カルシウムの吸収を妨げると言われています。
骨粗鬆症になるとどうなるか?
背骨がもろくなると、背骨が体の重みでつぶれたり、変形する圧迫骨折がおこりやすくなり、背中が曲がったり、姿勢が悪くなったりします。 その結果、日常生活に支障をきたすことにつながります。 姿勢が悪くなると、内臓への悪い影響(胸やけなど)が出ることがあります。 骨粗鬆症は圧倒的に女に多い病気です。
骨粗鬆症の危険因子はどれか?
骨粗鬆症のリスク因子は、女性、閉経後、無月経、ダイエット、運動不足、日光遮断、アルコール・たばこ・コーヒー、ストレス、薬剤(ステロイド薬)などがある。 エストロゲンは骨代謝に深く関与しているため、特に女性は閉経後のエストロゲン欠乏に伴い骨粗鬆症のリスクが高まる。
なぜ骨粗鬆症になるのか?
加齢に伴って骨の量は減少します 若い人でも極端なダイエットや運動不足、ステロイド剤の服用などの影響で骨粗鬆症になることもあります。 長年の生活習慣(喫煙、アルコール・カフェインの多飲、日照不足など)が原因となることから、生活習慣病との関連も重要と考えられています。