精神科や心療内科などで、アルコール依存症を専門に扱っているところへ行ってください。 また、数は少ないものの一般の総合病院や内科を標榜していても、アルコール専門外来を設けているところもあります。
アルコール性認知症は治りますか?
アルコール性認知症は、お酒をやめ、治療を受けることで回復は可能です。
アルコール 認知症 なぜ?
連日大量の飲酒を続けていると、脳細胞は徐々に縮んで「脳萎縮」の状態になります。 脳萎縮は、物事の判断や意思決定を司る前頭葉で起こるケースが多いです。 前頭葉が萎縮すると、理性的な判断ができなくなっていきます。 こうしたアルコールの大量摂取による脳の萎縮が原因の認知症は「アルコール性認知症」と呼ばれます。
どれくらい飲めばアルコール依存症になるの?
単純計算すると1日にビール3本、日本酒3合弱、25度焼酎300ml、ワイン6杯程度を超える量にあたり、お酒に弱い人でない限り、ついおいしく飲んでしまう範囲といえます。 おいしいお酒を控えることは難しいことですが、毎日これだけの量を飲み続けることはアルコール依存症に一歩一歩近づいている可能性があるのです。
アルコール 記憶障害 なぜ?
飲んでいる最中の出来事を、脳が記憶しない。 これを「ブラックアウト(一時的記憶喪失)」と言う。 米国立アルコール乱用依存症研究所(NIAAA)によると、日常的な出来事の記録を記憶として留める脳の海馬が、アルコールによって機能しなくなるためにおきる現象だ。 記憶が飛び飛びになるのは、このせいだ。