若ければ18歳から発症し、64歳以下のものを若年性アルツハイマーといいます。 原因や症状は高齢者の場合と同じですが、頭部損傷などの事故による後遺症でおこることもあります。
痴呆症は何歳から?
一般的に認知症とは、65歳以降の高齢者が発症する病気です。 認知症は高齢者がなるものというイメージがあるのも、このためです。 一方、若年性認知症は、64歳未満の若い世代が発症する認知症です。 発症平均年齢は50歳前後であるため、いわゆる「働き盛り」の方が発症するのが、高齢者の認知症と異なる特徴です。
アルツハイマーと認知症の違いは何?
アルツハイマー病というのは、認知症の原因疾患の一つです。 一方、認知症は病気ではなく、病気によって引き起こされる症状のことです。 認知機能の低下により、社会生活や日常生活に支障を来した状態です。 アルツハイマー病は、脳にアミロイドβというタンパク質の蓄積が原因で、認知機能の低下を引き起こす病気です。
アルツハイマーの平均余命は?
余命 アルツハイマー患者は、 発症してから8~12年が平均余命 です。 初期段階では比較的軽度の症状であることが多いアルツハイマーですが、次第に脳の損傷が広がり、症状が悪化していくにつれて寿命が近づきます。 ただし、進行速度は人によって異なるため、アルツハイマー患者の余命も人それぞれ個人差があるでしょう。
70歳認知症の割合は?
「70歳代での認知症発症を今後10年間で1歳遅らせる」こととし、2024年には、70-74歳の認知症有病率を現在の3.6%から3.4%に、また75-79歳では同じく10.4%から9.8%にまで低下させる政府目標を立ててはどうか―。