アルツハイマー病は、不可逆的な進行性の脳疾患で、記憶や思考能力がゆっくりと障害され、最終的には日常生活の最も単純な作業を行う能力さえも失われる病気です。 ほとんどのアルツハイマー病の患者では、60歳以降に初めて症状が現れます。 アルツハイマー病は、高齢者における認知症の最も一般的な原因です。
アルツハイマー型認知症の基礎疾患は?
アルツハイマー型認知症の有病率は歳を取るほど高くなり、男性よりも女性に多い傾向があります。 加齢が最大の要因ですが、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの基礎疾患があるとアミロイドβがたまりやすくなります。
アルツハイマー型認知症の原因は?
アルツハイマー型認知症の原因 アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβやタウタンパクというたんぱく質が異常にたまり、それに伴い脳細胞が損傷したり神経伝達物質が減少したりして、脳の全体が萎縮して引き起こされると考えられています(諸説あり)。
アルツハイマー型認知症は何科?
「神経内科」「精神科(心療内科、神経科など)」を受診します。 最近は「もの忘れ外来」として診療しているところもあります。
認知症の他の病気は?
今回のblogでは認知症疑いで当院を受診された方で、精査を行うことで他の病気が見つかった例をいくつか紹介したいと思います。うつ病 ... 慢性硬膜下血腫 ... 他の脳血管障害 ... 水頭症 ... 側頭葉てんかん ... 低活動型せん妄