遺伝的要因 若年性認知症のうち、若年性アルツハイマー型認知症は遺伝的要因が指摘されています。 発症年齢が30歳~60歳と若いことが特徴です。
認知症は何歳ぐらいからなりますか?
一般的に認知症とは、65歳以降の高齢者が発症する病気です。 認知症は高齢者がなるものというイメージがあるのも、このためです。 一方、若年性認知症は、64歳未満の若い世代が発症する認知症です。 発症平均年齢は50歳前後であるため、いわゆる「働き盛り」の方が発症するのが、高齢者の認知症と異なる特徴です。
アルツハイマー型認知症 いつから?
60代以上で年齢が高くなるほど多くみられるようになりますが、40~50代など若い世代で発症する若年性アルツハイマー病も存在します。 若い世代の発症の場合、近親者にアルツハイマー病がみられるなど、遺伝性が推測されますが、高齢発症の場合は遺伝との関連性は薄いとされています。
アルツハイマー型認知症 何年?
アルツハイマー患者は、 発症してから8~12年が平均余命 です。 初期段階では比較的軽度の症状であることが多いアルツハイマーですが、次第に脳の損傷が広がり、症状が悪化していくにつれて寿命が近づきます。 ただし、進行速度は人によって異なるため、アルツハイマー患者の余命も人それぞれ個人差があるでしょう。
認知症は何年前から?
老人斑が脳に蓄積し始めるのは、発症の20年前、最近では25年前といわれています。 老人斑はアミロイド斑ともいわれますが、毒性があるため脳に蓄積していくと脳細胞の壊死が進行し、アルツハイマー型認知症が20~25年後に発症することになります。