アサギマダラは日本の南西部、中国南部から西北ヒマラヤにかけて分布し、成虫は長距離を移動することで有名です。 南西諸島では冬でも卵から成虫まで全てのステージが見られ、決まった越冬態はありません。
アサギマダラ は どこからくるの?
アサギマダラとは、マダラチョウ科の仲間の蝶で、ほぼ日本全国に分布しています。 成虫は、春から夏にかけて南から北へ移動し、移動先で世代を重ねた後、秋になると南へ移動します。 高尾山では春~秋に見られ、5月、10月頃に最もよく見られます。
アサギマダラ いつ来る?
美杉地域では、毎年10月中旬から11月上旬になると、海を渡る蝶「アサギマダラ」が飛来します。 日本で唯一の渡り蝶といわれるアサギマダラの優雅な飛翔は必見です。
アサギマダラ ってどんな蝶々?
国蝶の選定候補にも選ばれたアサギマダラはアゲハサイズの蝶で、翅(はね)の浅葱色(あさぎいろ)がその名に由来しています。 ふわふわと優雅に飛ぶ美しい蝶です。
アサギマダラ 移動なぜ?
春から夏にかけては北東方向に移動し、秋には逆に南西方向に移動する。 このように長距離を移動する理由としては、アサギマダラの生活に適した温度の幅が狭いので季節ごとに棲む場所を変える必要がある、好みの花の開花時期に合わせて移動する、棲む場所を変えることで寄生虫の寄生から逃れている、などのいろいろな理由が考えられている。