アトピー性皮膚炎を発症している人に起こる白内障のことをいいます。 その原因はまだ解明されていませんが、皮膚炎によるかゆみを抑えるために、頭や目の近くを叩くなどの刺激を加える行為を続けてしまうことが一因と考えられています。
ステロイド 白内障 なぜ?
ステロイド白内障 副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)を長期間、大量に使用すると白内障の発症率が上がることが知られています。 その理由については明確には分かっていませんが、ステロイド薬がその作用として炎症を鎮める、免疫を抑制するため生体に負荷をかけることが水晶体を錆びつかせることに繋がると考えられます。
アトピー性白内障の年齢は?
アトピー性の白内障や糖尿病による白内障は、30〜40歳代くらいの比較的若年層に発症することがわかっています。
アトピー 網膜剥離 なぜ?
アトピーの人はかゆみのために眼をこすったり顔や首をたたいたりすることが多く、その衝撃で上と同じ網膜裂孔が形成され、網膜剥離に至ります。
目の周りのアトピーの原因は?
アトピー性皮膚炎で目の周辺に痒みを伴う湿疹ができると、まぶたや目の周りを激しくこすったり、叩いたり、引っかいたりしてしまう。 こうした刺激を長年目の周りに与え続けると角膜や結膜が傷つき、アトピー性眼症を発症しやすくなる。 円錐角膜は目をこすり続けたことなどで角膜が薄くなることが発症の一因。