眼球の一番外側は線維質の丈夫な膜で覆われています。 これは強膜という、眼球を保護するための、いわば外壁のようなものです。 血管が少なく、色は白で、いわゆる白目にあたります。 強膜は、外膜全体の約6分の5にあたり、角膜以外の眼球の後方を覆っています。
白目の部位は?
白目の部分を「眼球結膜(がんきゅうけつまく)」、赤い粘膜部分を「眼瞼結膜(がんけんけつまく)」といいます。 結膜からは常に粘液(粘性の高い液体)が分泌されて、目の表面をたえずうるおすとともに、細菌やウイルスなどから目を守る働きがあります。
水晶体 どこ?
カメラのレンズのように、ピントを合わせる水晶体 ヒトの目について 角膜は黒目の一番外側、その中に水晶体があります。 角膜と水晶体はよく似たはたらきをしていて、見える世界をゆがまないように光の屈折を調節して、網膜に映し出すという大切な役割を持っています。
眼球の光を感じる部分は?
光を感じるのは後ろ3/4の部分で、網膜視部と呼ばれる。 これに対し、前1/4は光を感じない部分で、網膜盲部とも呼ばれる。 網膜盲部は毛様体と虹彩の内面を被う薄い上皮層で、それぞれ毛様体、虹彩に属し、網膜毛様体部、網膜虹彩部と呼ばれる。 発生学的に眼杯の内側の層に由来する網膜の部分。
白目 何?
強膜とは,眼球の外側をつくるいわゆる「しろ目」であり,乳白色の強くて囲い膜で,前方は角膜とつながっています。 その下には脈絡膜という黒褐色の膜があります。 構造的には腱に近く,血管が少なくてほとんど光を通さないため,眼球内へ不必要な光が入るのを防ぎ,眼球の内部を保妄害し,眼球の形を保っています。