水晶体の濁りのため光が眼の中に十分に入らなくなり、物が薄暗く見える場合の方が多いのです。 また、暗くなるだけでなく、濁り方によっては水晶体内で光が乱反射し、眩しく見える場合もあります。
かれいおうはんへんしょうの症状はどれか?
加齢黄斑変性は、眼の網膜(もうまく)にある黄斑(おうはん)という部分に異常が現れる病気です。 視野の中心部分が暗くなる、あるいは中心がゆがんで見えるのが特徴です。 見たい部分が見えにくいので、本を読んだり、文字を書いたりすることが難しくなります。 放置すると視力低下が進み、失明する場合もあります。
白内障で障害がみられるのはどれか?
白内障が進行して水晶体の濁りが強くなると、眼の奥が見えなくなりますので、眼底の検査が難しくなります。 そのため、糖尿病性網膜症や網膜剥離、網膜静脈閉塞症など失明の恐れがある病気の発見が遅れる原因になります。
網膜剥離の眼症状はどれか?
網膜剥離は網膜が剥離した部分で視野欠損が生じ、「眼の中にカーテンが引かれた感じ」の症状がみられる。 飛蚊症や光視症もみられる。
レビー小体型認知症の初期にみられる症状はどれか?
最初は便秘や嗅覚の異常、レム睡眠行動障害が現れることが多いとされています。 少し遅れて、立ちくらみ(起立性低血圧)や3徴(認知機能の変動、繰り返し出現する幻視、パーキンソン症状)が出てきます。 その後は幻視や錯視の訴えが徐々に増えていき、幻聴や妄想なども目立つようになっていきます。