白内障の手術は、厚生労働省が承認する「先進医療」のひとつに数えられます。 自由診療による高度な医療技術と、従来の健康保険診療を同時に受けられる制度で、多焦点レンズの挿入手術がその対象となっています。
白内障の先進医療はいつまで?
白内障手術において利用実績が多い「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」が、厚生労働省の定める「先進医療」から2020年4月より削除されます。 先進医療から削除される技術については、保険始期日にかかわらず先進医療費用保険金等の支払対象外となりますので、ご留意ください。
白内障の手術は保険が適用されますか?
「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術」が、2020年4月1日より厚生労働省の定める選定療養の対象となり、手術費用の一部が保険適用となりました。 多焦点眼内レンズ代は選定療養(自己負担)、手術技術料は健康保険の適用となります。 これまでに比べ、患者様の自己負担額が軽減されました。
厚生労働省の白内障手術件数は?
平成 21 年社会医療診療行為別調査によれば白内障患者に対する眼内レンズ挿入による水 晶体再建術は月間約 6 万 4 千件であり、年間の手術件数は約 80 万件程度と推察されるが、近 年、高齢者の増加に伴い、白内障罹患率が年々増加傾向にあり、手術件数も増加傾向にあると 思われる。
白内障手術 入院 いくら?
両眼1回入院70才未満3割負担約81,200円** (払い戻し含む)70才以上1割負担約37,050円2割負担約44,400円*