膀胱炎や前立腺炎などの尿路感染が起こると、膀胱の知覚神経が刺激されて頻尿になります。 間質性膀胱炎は原因不明で、膀胱に慢性の炎症を起こす病気ですが、長期間続く頻尿、膀胱充満時の下腹痛が特徴的です。
膀胱炎後の頻尿は?
膀胱炎の約1週間の抗生剤の治療後に頻尿が続くときがあります。 これは、尿中の菌は消失していても膀胱粘膜の修復がまだ継続中なため、尿の成分が膀胱壁を刺激しておこるもでの、約2-3週間程度で自然に改善します。 ただ頻尿が気になるだけであれば、ちょっと様子をみてもいいでしょう。
膀胱炎の症状は?
急性膀胱炎の3大症状排尿痛:排尿時に差し込むような痛みが生じ、排尿の終わりに特に痛みが強くなります。頻尿:排尿回数が増え、30分~1時間ごとにトイレに行きたくなることもあります。尿の濁り:細菌と戦うために集まった白血球や炎症部分の分泌液やはがれた膀胱の粘膜が混入するために、尿が濁ります。
膀胱炎の注意点は?
いわゆる膀胱炎について水分を多めにとる。尿を我慢していると膀胱内に細菌が繁殖しやすくなるので、なるべく我慢しない。性行為の後は排尿する。腰まわりを冷やさないようにする。排尿・排便後の拭き方に注意し、前から後ろに拭く。
膀胱炎 血尿 なぜ?
膀胱炎になると、細菌が尿の中で増殖し、白血球や炎症を起こした膀胱の粘膜がはがれたりして尿が白濁します。 尿に膿のようなドロッとしたものが混在します。 臭いもきつくなることが多いようです。 細菌に膀胱粘膜が傷つけられて、目で見て分かるほどの血尿が出ることもあります。