基本的に膀胱炎は菌に感染したことが原因で発症するため、抗生物質などの抗菌薬の投与が主な治療方法になります。 なお、使用する抗菌薬の種類は年齢や症状の経過によって異なる場合があるため、病院へ行き問診や尿検査を受けるようにしましょう。
膀胱炎の応急処置は?
水分を多く飲む事で尿量が増え、排尿とともに膀胱内の細菌を洗い流す事によって膀胱炎の症状を和らげます。 排尿痛がつらい時には、鎮痛剤(カロナール、アセトアミノフェン、ロキソニン等)が一時的に有効です。
膀胱炎を放っておくとどうなる?
膀胱炎を放置していた場合、膀胱の菌が尿管を逆行して腎盂まで到達して、そこで腎臓の感染を起こすことがあります。 これを腎盂腎炎(じんうじんえん)といいます。 腎盂腎炎では患側の腰痛(腎臓痛)、発熱の症状が出現します。 治療は抗生剤で菌を抑えます。
膀胱炎は自然に治りますか?
軽度の膀胱炎なら自然治癒する 細菌性膀胱炎の治療は、膀胱から細菌を消すことが基本です。 薬を飲まなくても自然治癒することがあります。 薬を飲んでも飲まなくても、膀胱炎治療では水分をとることが重要です。 実際、水分をしっかりとるだけでも、軽い膀胱炎なら治る場合があります。
膀胱炎 性行為から何日?
女性の膀胱炎の症状は、一般的に性交後36時間から48時間を経て起こるため、本人はこの両者の関係を自覚しない事が多いようです。 通常発熱はありませんが、38度を超える発熱、悪寒、腰痛がある場合は菌が腎臓の方まで入って行って腎盂腎炎を併発しているおそれがあります。