バンコマイシン
バンコマイシンの最低血中濃度は?
MRSAに対するバンコマイシンの最小発育阻止濃度(MIC)は1.56~3.13μg/mLであり、点滴終了1~2時間後の血清中濃度を25~40μg/mLの範囲にコントロールすることが治療濃度の目標として推奨されています。
バンコマイシン トラフ採血 いつ?
まずは、トラフ値として点滴を行う直前に採血し、点滴終了直後にピーク値の採血を行う。 ただしバンコマイシンの場合点滴終了後1ー2時間後の採血で評価を行う。
バンコマイシン前採血 いつ?
本例で使用したバンコマイシンの有効域は10~15 μg/mLの範囲。 採血のタイミングは投与4~5回目の直前が推奨される。
バンコマイシン トラフ値 何日目?
まとめ バンコマイシンは投与開始 3 日目にトラフ値を測定し、10-20 を目標とし、テイコプラニンは腎 機能に関係なくローディングド ーズを行い、投与開始 4 日目にト ラフ値を測定し、10-30 を目標と し、可能な限り 15 以上を目指し ます。