症状は、眼の痛み、充血、視力や視野の異常などさまざまですが、これらは眼の「ぶどう膜」とよばれる部分に起こる炎症が原因です。 発作を繰り返すと、ぶどう膜とその周りの組織が傷つき、視力が徐々に低下して、失明にいたることもあります。 また、合併症として緑内障や白内障などが起きることもあり、これらも視力低下の原因となります。
ベーチェット病の眼症状は?
ベーチェット病の眼症状 虹彩毛様体炎(前部ぶどう膜炎)は、充血や痛み・かすみ目をおこしますが、炎症が治まれば視力は回復します。 炎症が眼底に起こる(網膜炎)と、炎症のおこった網膜が破壊されるため、炎症を繰り返すと徐々に視力が低下したり視野(ものの見える範囲)が狭くなり失明する事があります。
原田病の症状は?
主な症状は、かすんで見えにくくなる、物が歪んで見えるなどの眼の症状です。 前駆症状(ぜんくしょうじょう=病気の起こる前兆として現れる症状)として、軽い風邪の症状や全身倦怠感、頭痛、嘔吐、耳鳴り、難聴、頭髪知覚過敏(頭髪を触るとピリピリする)などがみられることがあります。 その後1~2週間ほどで眼症状が出現します。
ベーチェット病の初期症状は?
ベーチェット病の症状【主症状(1~4)】 ... 口腔内の再発性アフタ性潰瘍:口腔内アフタ性潰瘍は頻度が高く、初期症状としてみられる場合が多いです。 ... 皮膚症状:結節性紅斑(皮膚の下に赤や紫色の膨らみが生じる皮下脂肪組織の炎症)、毛のう炎様皮疹(ざ層様皮疹)、血栓性静脈炎などがみられます。
ぶどう膜炎の原因?
感染性ぶどう膜炎では、ヘルペス属のウイルス(単純ヘルペス、 水痘帯状疱疹 ( すいとうたいじょうほうしん ) ヘルペス、サイトメガロウイルス)が原因のことが多く、その他には細菌、真菌や結核菌の感染でも、ぶどう膜炎が起きます。