この病気は3~6ヶ月で症状が収まってかなり良い視力に回復することが多いようです。 しかし、まれに2~3年にわたってブドウ膜炎が続き、視力が悪くなることがあります。 治った跡の眼底の色が特徴的で、非常に明るい眼底になります。
ぶどう膜炎の原因?
感染性ぶどう膜炎では、ヘルペス属のウイルス(単純ヘルペス、 水痘帯状疱疹 ( すいとうたいじょうほうしん ) ヘルペス、サイトメガロウイルス)が原因のことが多く、その他には細菌、真菌や結核菌の感染でも、ぶどう膜炎が起きます。
ぶどう膜炎 治療 副作用?
自己判断で急に中断すると身体に変調をきたしたり再発したりすることがあります。 *ステロイド剤の副作用には、眼圧上昇(緑内障)、消化器潰瘍、糖尿病、骨粗しょう症 などがあります。 その他、食欲が亢進して体重が増えることがあります。 点眼液では全身的な副作用はほとんどありませんが眼圧が上がることがあります。
ぶどう膜炎とはどんな病気?
ぶどう膜炎は、ぶどう膜と呼ばれる眼の内側の色の付いた膜に生じる炎症のことです。 感染症、けが、全身性自己免疫疾患(体が自分の組織を攻撃する病気)により、または明らかな原因なく、ぶどう膜に炎症が生じることがあります。
感染性ぶどう膜炎 治療?
感染性ぶどう膜炎に対する治療には、抗ウイルス薬、抗生物質、抗真菌薬、抗寄生虫薬などを原因に応じて用います。 これらの治療は原因に応じて行うため、眼内液診断等を用いた正確な診断が非常に重要であると考えています。 眼内リンパ腫は、視力低下の原因となるだけでなく、生命を脅かす疾患です。