背が伸びるのは、骨が成長するからです。 ひとの体には約200個の骨がありますが、なかでも足の骨と背骨は身長の発育に最も関係しています。 細長い形をした骨の両端には、骨端線(こったんせん)とよばれる細胞が活発に増えている部分があり、この部分から骨が伸びていきます。
女子の身長 いつ 止まる?
この第二次成長期には、1年間に男子は約10〜12㎝、女子は約8㎝も身長が伸びるのです。 この急激な伸びをみせるこの時期を“成長スパート”といいます。 成長スパートの時期を過ぎると、身長の伸び率(1年あたりの伸び幅)は徐々に減少し、一般的に男女共18歳頃には身長の伸びが止まります。
男の子は何歳まで背が伸びる?
個人差があるものの、早い男子で9歳、平均的に11歳でスタートし、13歳ごろにピークを迎え、身長が10cm~12cmほど伸びます。 身長が急激に伸びる時期を思春期の「成長スパート」と呼び、ピークを過ぎると成長速度はゆるやかになるようです。 男子の場合、高校生や大学生になっても身長が伸び続けることも珍しくありません。
背が大きくなる子の特徴は?
背が伸びる子には主に以下2つの特徴があります。親の身長が高い(遺伝)骨端線が開いている
なぜ身長は止まるのか?
大人と子供で等身やプロポーションが違うのは、胴と手足(特に足)が大きく成長するからです。 そして、個人差がありますが、成長期(二次成長)を迎えると身長がグッと伸び、同時に性ホルモンの影響で、徐々に骨端線の軟骨が減っていきます。 骨端線の軟骨が無くなると、骨の成長も止まります。