圧迫骨折が起こると、背骨のカーブが変曲し、背が縮んだり、背中が曲がるなどの姿勢や身長の変化があらわれます。 寝返りをうったときに痛みが出るなど、体を動かしたときに痛みが起こりやすくなります。 また、背筋をまっすぐ伸ばせなくなるため、これまで取れた高さのものが取れなくなったり、バランスが崩れて転倒しやすくなります。
背中の骨折の症状は?
脊椎圧迫骨折の主な症状は、寝返りを打ったときや、起き上がったときに感じる背中の激しい痛み。 背中のほか、腰の部分に痛みが及ぶこともあります。 また、何年も前に起きた圧迫骨折であっても、しっかりと固まっておらずに体を動かすたびに上下の骨がズレて重い痛みを感じる場合もあります。
腰の骨が折れたらどうなる?
腰椎圧迫骨折の主な症状は強い腰の痛みです。 多くは寝返りや起き上がりなどの動作時に強い痛みを訴えます。 さらに、骨折の進行によって神経障害が起こり、下肢の痛みやしびれなどの症状が出現することもあります。 また、背骨のがんが併発している場合などには、骨折が重症化しやすく、強い神経障害を引き起こす可能性もあります。
いつのまにか骨折の症状?
高齢の方で背が低くなったり、背中が曲がったり、また腰が痛いなどの症状は、いつのまにか骨折による症状である場合が多く見られます。 このように、骨粗鬆症による骨折はほとんど痛みがないので、気付かないうちに折れていることがあります。 一般的な骨折とは異なり、身体の重みでつぶれることがよくあります。
腰の骨折の症状は?
腰椎圧迫骨折の症状 急性期には、寝返りや前かがみさえも出来ないほどの強い痛みがあります。 寝ている姿勢から起き上がろうとする瞬間に鋭い痛みがみられる体動時腰痛が特徴的です。 圧迫骨折を起こした部位は突起が飛び出したようになり、そこを叩くと痛みが増強します。