自治医科大付属さいたま医療センターの耳鼻科医、飯野ゆき子さんは、「早い子では2歳くらいから、たいてい3歳ぐらいになると上手にかめるようになります」と説明する。 それより小さい場合は、親が吸引器などで取り除いてやる。
鼻をかむ練習 いつから?
個人差もありますが、練習は早ければ2歳くらいから真似ができ、3歳くらいから、言っていることが理解できて鼻がかめるようになっていくと思います。 注意したいのは、両方の鼻を一気にかむと耳を傷める原因になることです。 鼻をかむ時は片方の鼻の穴を指で押さえて、口から息を吸って、もう片方の鼻の穴から少しずつ出すようにします。
鼻吸い器 何歳まで?
Q: 電動鼻水吸引器は何歳まで使えますか? こどもは何歳まで鼻がかめないものですか? A: 大人になるまで使えます。 鼻がかめないのはお子様によって年齢差があります。
鼻 なぜかむ?
なぜ正しく鼻をかむ必要があるの? 鼻汁には病気の原因となるウイルスや細菌が含まれています。 そのため、鼻を正しくかまずに鼻汁を残してしまったり、鼻をすすってしまったりすると、ウイルスや細菌が鼻の奥の方に入ってしまいます。 また副鼻腔(ふくびくう)につながっている自然口(しぜんこう)という連絡路を開通する効果があります。
副鼻腔炎はどうしてなるのか?
副鼻腔炎(蓄膿症)は、風邪かぜのウイルスや細菌、アレルギーなどにより、副鼻腔の粘膜ねんまくに炎症が起こることで発症します。 風邪(ウイルスや細菌感染)やアレルギーなどがきっかけで鼻の中で炎症が起きると、鼻の粘膜が腫はれたり、ドロドロした鼻水が出てきたりします。