■鼻腔 鼻腔(びくう)は鼻の穴の中に相当します。 鼻腔の前の入り口を前鼻孔(びこう)、のどにつながるうしろの出口を後鼻孔といい、その中間には下鼻甲介(かびこうかい)、中鼻甲介、上鼻甲介と呼ぶ粘膜のひだが存在します。 この粘膜がはれると空気の通り道を狭くするため、鼻閉(鼻づまり)が生じます。
びくう どこ?
鼻腔びくう 顔面の中央,鼻の背面,頭蓋の前部にある空洞。 前方は外鼻孔によって外界に通じ,後方は後鼻孔によって咽頭に通じている。
鼻道 どこ?
鼻の中はひだ状の構造になっていて、手前に見えるのが下鼻甲介、その奥に見えるのが中鼻甲介で、この二つのひだの間を中鼻道といいます。
鼻甲介 どこ?
鼻腔の一番手前には、下鼻甲介という出っ張りがあります。 その後ろに、中鼻甲介があります。 下鼻甲介と中鼻甲介の間の隙間を、中鼻道といいます。
嗅裂 どこ?
嗅裂部は、両目の真ん中あたりの鼻腔上部にあり、狭い上に形態異常も多く、ここに炎症が起こると限局性炎症を残しやすくなり、粘膜の肥厚や癒着を起こして嗅覚が低下します。 このタイプは鼻声を伴うのが特徴です。