こたえ:空気中のゴミが粘液(ねんえき)で固まったものです。 わたしたちの周りの空気には、ほこりやカビ、花粉、細菌(さいきん)、ウイルスなど、たくさんのゴミがふくまれています。 これらを空気といっしょに体内に吸いこむと、病気になってしまうかもしれません。
なぜ鼻くそができるのか?
吸気中の塵やほこり、皮脂腺からの分泌物、粘液が混合し乾燥したものが鼻くそとなる。 鼻腔外側壁の構造 ほこりっぽいところや、鼻の分泌物が増えると鼻くそがたまりやすくなる。 鼻呼吸がしづらくなって、指でほじると、いじったところに湿疹や傷が出来、更にそこから細菌が進入すると鼻の周囲が赤く腫れることがある。
鼻くそ どうしたらいい?
鼻に入ったホコリや分泌物などは、鼻腔の後方へ運ばれ、鼻前庭と固有鼻腔との境界部分、つまり鼻の入り口すぐあたりに集まりやすく、鼻くそになります。 処理の方法は、鼻水が出る時に鼻息の勢いでティッシュに出すのが正解です。 頻度はあまり多くない方がよく、1日2、3回ですね。 すべて取れるまでやるべきというわけではありません。
鼻くそ 何者?
鼻くその大元は、大気中のごみやほこり、ハウスダストや微生物。 これらの汚れが体内へ侵入しないように守ってくれるのが、鼻毛や粘液です。 体内への侵入を阻止された汚れは、粘液と混ざり合って鼻水に変化します。 その鼻水が乾燥したものこそが、鼻くその正体なんです。
鼻水は何からできているのか?
鼻水は、大気中のホコリ、鼻腔内の浸出液、細菌・ウイルスや白血球の死がい、空気中の水蒸気…などなど、様々な成分が合わさって発生します。 鼻水を飲み込むとしょっぱいと感じるのは血液中の塩分が混じっているからなんですね。 風邪症状からくる鼻水の場合はひきはじめが肝心です。