閉塞性動脈硬化症〈ASO〉は下肢、それも膝より中枢側の動脈に閉塞が生じやすく、その場合は血流障害によって患肢の足背動脈の拍動が減弱・消失する。 ガワーズ徴候とは、起立する際にまず臀部を上げ、膝に手をつき立つことで、筋ジストロフィーなどの筋原性疾患でみられる症状である。
下肢の閉塞性動脈硬化症(ASO)の症状はどれか?
下肢の閉塞性動脈硬化症では、下肢の冷感や、歩くとふくらはぎのあたりが痛くなり、しばらく休むとまた歩けるようになる(間欠性跛行)というような症状がみられます。 間欠性跛行は腰(腰部脊柱管狭窄症)からも生じることがありますが、検査によって見分けることができます。
ASOの症状は?
ASOの症状として、最も多いものが間歇性跛行です。 これは「歩くと足が痛く、重くなって歩けなくなり、休むとよくなる」というものです。 他に足の冷感、シビれ、色調不良(灰色、黒色)などの症状もみられることが少なくありません。 但し、脊椎菅狭窄症、糖尿病による神経障害などでも同様の症状がみられることがあります。
閉塞性下肢動脈硬化症の症状は?
1. 閉塞性動脈硬化症 閉塞性動脈硬化症は、足の血管の動脈硬化がすすみ、血管が細くなったり、つまったりして、充分な血流が保てなくなる病気です。 そのため、血液の流れが悪くなり、歩行時に足のしびれ、痛み、冷たさを感じます。 さらに進行すると、安静時にも症状が現れることがあります。
ASOの特徴は?
足の痛みが強くなり、夜も眠れなくなる安静時疼痛が起きてきます。 足が黒く変色し、深爪や小さな傷が治りにくくなってきます。 足先に血液が届かなくなり、つま先やくるぶしの外側などに、傷をきっかけにしてただれや潰瘍ができてきます。 重症になると壊疽(えそ)を起こし、足を切断しなければならないケースもあります。