アレルギー性鼻炎の症状は、鼻のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみ、涙目などです。 頭痛とまぶたの腫れがみられることがあり、またせきや呼吸時に笛のような音が出ることもあります。 アレルギー性鼻炎は、患者がそれまでに経験した症状に基づいて診断されます。 しばしば、患者の家族にアレルギーの人がいます。
鼻炎 どうなってる?
鼻腔内の粘膜には、たくさんの毛細血管が通っているので、毛細血管が拡張したり収縮したりすることによって、鼻腔内の粘膜も腫れたり、ひいたりします。 鼻炎による鼻づまりは、鼻の中の粘膜が腫れることによって、鼻の通りが悪くなって起こります。 鼻炎の鼻水は水っぽいので、鼻水自体が鼻づまりの原因となることは、ほとんどありません。
慢性鼻炎ってどんな症状?
慢性鼻炎とは? くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどの症状が、季節に関わりなく起こっている病気です。 朝は必ず鼻をかむ、夜になると鼻が詰り口呼吸になるなどの症状が起こりますが、いつものことなので病気として捉えられていない場合も多く、その結果、喉が乾く、喉が詰まる、咳が止まらないなどの鼻以外の症状で見つけられることがあります。
鼻炎 なんでなる?
アレルギー性鼻炎は、ダニやホコリなどが原因で1年を通して鼻炎症状が認められる「通年性アレルギー性鼻炎」と、スギやヒノキの花粉などが原因で、花粉の飛散時期だけに鼻炎症状が認められる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」に分けられます。 くしゃみ、透明な水溶性の鼻水、鼻づまりが特徴です。
蓄膿症 どうやって分かる?
一般には、ドロッとした黄色や緑の鼻汁がでたり、それが痰のようになって喉に流れてきたりします。 多いのは両頬や目の周囲など、副鼻腔のある場所に痛みを感じ、頭痛を伴ったりします。 (頭がボーっとして、頭を動かすと頭痛がする場合が多いようです。) 熱が出ることもあり、単なる風邪だと思って放っておくと、慢性化してしまうのです。