空気中を浮遊する花粉やハウスダストなどの原因物質「アレルゲン」が鼻粘膜に付着することでアレルギー性鼻炎が引き起こされます。 アレルギー性鼻炎は、放置すると鼻づまりが長時間続き、それが原因でさらにつらい症状が出てきてしまう可能性があります。 1 февр. 2022 г.
鼻炎 どんな症状?
アレルギー性鼻炎の症状は、鼻のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみ、涙目などです。 頭痛とまぶたの腫れがみられることがあり、またせきや呼吸時に笛のような音が出ることもあります。 アレルギー性鼻炎は、患者がそれまでに経験した症状に基づいて診断されます。 しばしば、患者の家族にアレルギーの人がいます。
鼻炎 どうなってる?
鼻腔内の粘膜には、たくさんの毛細血管が通っているので、毛細血管が拡張したり収縮したりすることによって、鼻腔内の粘膜も腫れたり、ひいたりします。 鼻炎による鼻づまりは、鼻の中の粘膜が腫れることによって、鼻の通りが悪くなって起こります。 鼻炎の鼻水は水っぽいので、鼻水自体が鼻づまりの原因となることは、ほとんどありません。
鼻炎なぜ鼻水?
鼻水は鼻の「洗浄液」 先に説明したように、鼻腔内では常に粘液が分泌されることで、適度な湿り気が保たれています。 ところが、鼻粘膜にウイルスなどの病原体や花粉などの異物がくっつくと、それを排出しようとして粘液が多量に分泌され、鼻から出てくることがあります。 これが、いわゆる鼻水です。
慢性鼻炎 なぜ?
慢性鼻炎は、鼻粘膜の炎症が長期間持続している状態です。 原因は多数ありますが、アレルギー性、加齢、妊娠、薬剤性、血管運動性、温度変化によるものなどが挙げられます。 副鼻腔炎や鼻中隔彎曲症、鼻ポリープ、鼻腔腫瘍を合併している場合もあり鼻腔ファイバーの検査を推奨します。