表情筋(ひょうじょうきん、英:mimic muscles)は、顔面部と頭部、頸部の一部にある、皮筋の総称である。 喜怒哀楽などの表情を作り出すところから、この名前があるが、眼や鼻の開閉、口で飲む・食べる・吹く・しゃべるなどの運動にも関わっている。
表情筋肉 いくつ?
顔には30種類以上の筋肉があり、これを表情筋と言います。 私たちはこの筋肉のはたらきによって目や口、鼻などを動かし、様々な表情をつくっています。
表情筋とはどこ?
表情筋は顔面の表情に関係する筋であり、皮膚の直下ある薄い筋(皮膚に付着していることから皮筋と言われている)で感情を顔面にあらわすことができます。 頭皮、眼、鼻、耳、口の周り、頬にあり、上唇、下唇、さらに頬の運動に関係します。
皮筋の例は?
ひ‐きん【皮筋】 骨や筋膜・ 腱 けん などから起こり、皮膚につく筋肉の総称。 皮膚を動かす随意筋で、顔面筋・ 広頸筋 こうけいきん などがその例。
表情筋の名称は?
喜怒哀楽などの表情を作り出す筋肉をまとめて「表情筋」と呼んでいるんです。 代表的なものに、眉毛の上から伸びている「前頭筋」や、目の周りを囲んでいる「眼輪筋」、口角の皮膚についている「頬筋」、口の周りにある「口輪筋」、下唇の下からあごにかけて伸びる「オトガイ筋」などがあります。