表情筋は顔面の表情に関係する筋であり、皮膚の直下ある薄い筋(皮膚に付着していることから皮筋と言われている)で感情を顔面にあらわすことができます。 頭皮、眼、鼻、耳、口の周り、頬にあり、上唇、下唇、さらに頬の運動に関係します。
表情筋はどれ?
ひょうじょう‐きん〔ヘウジヤウ‐〕【表情筋】 顔面・頭蓋・ 頸部 けいぶ にあり、喜怒哀楽などの表情をつくる筋肉の総称。 眼輪筋・前頭筋・鼻筋・口輪筋など二十数種ある。 骨と皮膚または皮膚と皮膚をつなぐ横紋筋で、顔面神経によって支配される。
表情筋の名前は?
喜怒哀楽などの表情を作り出す筋肉をまとめて「表情筋」と呼んでいるんです。 代表的なものに、眉毛の上から伸びている「前頭筋」や、目の周りを囲んでいる「眼輪筋」、口角の皮膚についている「頬筋」、口の周りにある「口輪筋」、下唇の下からあごにかけて伸びる「オトガイ筋」などがあります。
表情筋の特徴は?
意志によって自由に動かせる随意筋(横紋筋)であるが、他の横紋筋が、骨と骨とを結び、関節を動かす働きをしているのに対し、表情筋は皮膚に付着して微妙な動きをするのが特徴である。 すべて顔面神経の支配を受けている。
表情筋の作用は?
表情筋は顔面部と頭部、頸部の一部にある皮筋の総称であり、喜怒哀楽などの表情を作り出すところからこの名前が つけられていますが、眼や鼻の開閉、食べる・飲み込む・吹く・吸う・しゃべるなど口の運動にも関わっています。