表情筋はすべて横紋筋で、顔面神経の支配を受ける。 したがって、顔面神経麻痺(まひ)によってこれらの筋が麻痺すると、表情の動きは制限される。
顔面表情筋は何神経?
顔面神経は主に顔の表情を作る筋肉(表情筋)の運動を支配している神経です。 顔面神経は側頭枝、頬骨枝、頬筋枝、下顎縁枝の4つに分かれており、麻痺すると多彩な症状が現れます。 全部の神経の枝が麻痺する場合と、ある部分だけが麻痺する場合があります。
表情筋は何筋?
表情筋(ひょうじょうきん、英:mimic muscles)は、顔面部と頭部、頸部の一部にある、皮筋の総称である。 喜怒哀楽などの表情を作り出すところから、この名前があるが、眼や鼻の開閉、口で飲む・食べる・吹く・しゃべるなどの運動にも関わっている。
口輪筋の支配神経は?
顔面表情筋のなかでも,特に重要な働きをする眼輪筋と口輪筋は,教科書的には,眼輪筋が顔面神経の側頭枝と頬骨枝,口輪筋が顔面神経の頬筋枝(あるいは頬筋枝と下顎縁枝)が支配神経と記載されている.
咀嚼筋の支配神経は?
咀嚼筋 (三叉神経支配)と表情筋(顔面神経) 咀嚼筋の運動を咀嚼運動あるいは顎運動と呼びます。 咀嚼筋では歯を食いしばった時に顎の外側で硬くなる筋肉を「咬筋」と呼び、硬い食べ物をかみ砕くときに働きます。 こめかみには下顎を引き上げ(閉口)や顎を後方に引く時に働く扇形の「側頭筋」があります(図1)。