一般的に皮膚科で診察するのは、表在性の血栓性静脈炎。 皮膚に近い部位の、細い静脈に起こる病変であり、安静と痛み止めなどの症状を和らげる薬で経過をみることがほとんどです。
血栓症の検査は何科?
血管外科とは血管外科では、血管(動脈、静脈およびリンパ管)における疾患を診療します。 閉塞性動脈硬化症や下肢静脈瘤、深部静脈血栓症などの診断治療をします。
エコノミー症候群 何科を受診?
発生した血栓が肺動脈まで到達し、詰まってしまうと突然死を引き起こす恐れがあります。 症状が現れたら、速やかに心臓血管外科・循環器内科・内科など病院を受診しましょう。
静脈炎って何?
静脈炎じょうみゃくえん 静脈壁に生じる炎症で,しばしば血栓の形成をみるので血栓性静脈炎とも呼ばれる。 急性期の症状は発熱,局所の疼痛,硬結などで,慢性になるとその静脈の腫脹,色素沈着,潰瘍形成,チアノーゼなどが認められる。 敗血症のような症状を伴う場合もある。
表在静脈 どこ?
表在静脈は、皮膚の下を流れる体表付近の静脈です。 太ももからふくらはぎの内側にある「大伏在(だいふくざい)静脈」とふくらはぎのうしろ側にある「小伏在(しょうふくざい)静脈」があります。 深部静脈は、筋肉の間や中にある足の深い部分の静脈です。 表在静脈より太く、後述の筋ポンプ作用と深いかかわりがあります。