医師は感染症が体のどこに起きたのかを確かめ、必要に応じて検査を行って原因を調べ、抗生物質を使って治療するかどうかを判断しています。 抗生物質を使うことがもっとも多いのは、のど・鼻・気管支など呼吸器系の感染症です。 ぼうこう炎など尿路系の感染症や、蜂窩織炎【ほうかしきえん】など手足の感染症も多いです。
抗生物質 何日くらいで効いてくる?
抗生剤は病気のもとである細菌を退治するお薬ですが、1回飲んで菌を全滅させることはできません。 2~5日飲んで初めて効果が現れるはずなので、1回飲んで熱が下がる、病気が治ってしまうことはまずありません。
抗生剤はいつ飲む?
病院で抗生物質を処方されるとき医師や薬剤師に「抗生物質は食後に飲んで下さい」と説明を受けることが多いと思います。 これは食後に胃の血流がよくなり抗生物質の吸収がよいこと、食べ物が胃に残っていると抗生物質が直接胃にあたらないため胃粘膜があれにくいことから推奨されています。
抗生剤 飲み切る なぜ?
そして、処方された抗生物質は用法・用量を守って必ず飲み切ること。 途中で飲むのをやめると、細菌を退治しきれず、残った細菌から耐性菌が生まれる可能性があるからです。
サワシリン どんな時?
サワシリンは主に風邪が悪化した時などの咽頭炎、気管支炎、肺炎の他、膀胱炎やヘリコバクターピロリの除菌療法などに使われます。 子どもから大人まで幅広く使用されており、副作用の発現率もそれほど高くないため安全性の高い薬です。