たっぷりの水で炊(た)いたおかゆは、軟(やわ)らかくって胃に優(やさ)しい食べ物。 消化吸収(しょうかきゅうしゅう)抜群(ばつぐん)だし、栄養が体全体に届(とど)きやすいんだ。 病気の時は治すためのエネルギーが必要だけど、そのために食べ物をたっぷり食べても、病気で胃が弱っていたら、栄養は吸収されにくいよね。
風邪の時 なぜおかゆ?
なぜ、風邪に「お粥」が良いのか? 「お粥」は胃腸に負担をかけずに、水分と栄養分を体に届けてくれる優れもの。 体を温める効果もあるため、血液やリンパ液の流れがよくなり、健康的な免疫力につながります。 こうした「お粥」の持つパワーは、なんと曹洞宗の開祖、道元禅師も注目していました。
お粥 胃に優しい なぜ?
お粥に含まれる栄養素で最も多いのは炭水化物だ。 炭水化物はたんぱく質や脂質と比較して、胃での滞留時間が短いので消化器にかかる負担が少ない。 つまり消化がよい。 だから、体力が落ちているときの食事に適しているのだ。
お粥はなぜいいのか?
温かいお粥は胃腸を温めてくれ、免疫力を高めてくれます。 そして、水分もゆっくり体に染みこませる事ができます。 更に消化もいいので、疲れている消化器官に負担を掛ける事無く食事を摂ることができます。
風邪 おじや なぜ?
具沢山の「雑炊」や「おじや」は、十分な栄養補給となります。 ゆっくりと食べれば消化にもよく、その後に風邪薬を飲んでも胃腸の負担にはなりません。 体力をできるだけ維持しながら、風邪からの回復を図るようにするのです。 食欲がないからといって、何も食べないのが、風邪にはもっとも良くありません。