日本人の食事摂取基準(2020年版)では1日の摂取の目安量が、18歳以上の男女ともに8.5㎍(マイクログラム)、耐用上限量が100㎍と設定されています(表1)。
ビタミンD は1日どのぐらい?
成人は、1日につき8.5μgのビタミンD摂取が推奨されています。 しかし厚生労働省の調査によると、日本人の多くが1日の摂取目安量を達成できていません。 ビタミンD不足は、骨形成や骨格の発達に支障が出ることがあります。 過剰摂取には注意しなければなりませんが、同時に摂取量不足にならないための工夫も必要です。
ビタミンDの服用時間は?
脂溶性ビタミンにはビタミンA、D、E、Kがあります。 これらは脂に溶けやすい性質があり、脂溶性ビタミンとも呼ばれております。 体内に蓄積されやすく体外に排出されにくくなっています。 食間や空腹時に摂取すると吸収率が低下するので食事中や食後すぐの摂取が最適です。
ビタミンDの効果効能は?
ビタミンDの効果 ビタミンDはカルシウムのバランスを整えるのを手伝ったり、骨の健康を保つのに働いています。 また最近では、免疫力アップ効果やガンや糖尿病、自閉症、妊娠しやすい体作りなどに有効かもしれないという報告もされるようになってきています。
ビタミンDサプリの危険性は?
サプリメント等によるビタミンDの過剰摂取は、血清中のカルシウム値の上昇(高カルシウム血症)につながる。 高カルシウム血症に関連する症状としては、倦怠感や筋力低下といったものから嘔吐や便秘にまで及ぶほか、不整脈や血管の石灰化につながることさえある。