ビタミンDの至適濃度(20~50 ng/mL)を維持するための1日推奨摂取量は600~800 IU(15~20 μg)ですが、妊娠中および授乳中は1500~2000 IU(37.5~50 μg)必要とされています。 16 авг. 2018 г.
ビタミンD 妊活 なぜ?
妊娠に関して、ビタミンDは良い卵子を作り、また受精卵が子宮に着床させやすくする作用があります。 また排卵障害を起こす多嚢胞性卵巣(PCOS)や精液所見が悪い方でもビタミンDが不足しているという研究結果もあります。 他にも妊娠中の合併症を予防したり、月経困難症、乳がんの予防にも繋がると言われています。
妊活中のビタミンD摂取量は?
ビタミンD摂取量は妊娠中7㎍/日、授乳中8㎍/日が必要目安です。 食事等で不足すると思われる方は5㎍/日程度のサプリメントでの補充が理想です。
ビタミンD 過剰摂取 どのくらい?
それでは、具体的にどれくらいの量を摂取すると過剰摂取になるのでしょうか。 米国がん国立研究所のデータによると、9歳以上の方は1日100μg以上の摂取で健康への悪影響のリスクが高まります。 なお、ビタミンDの過剰摂取が起こりやすいのはサプリメントなどを利用した場合です。
ビタミンDの効能は?
ビタミンDは主に、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進するはたらきをしています。 カルシウムが骨や歯を作るミネラルであることは皆さんご存じですよね。 そのほかに血液凝固や筋肉の収縮にも関わっています。 またリンはカルシウムとともに骨格を形成したり、エネルギーや脂質の代謝において重要な役割を担ったりするミネラルです。