看護師は、自身の腰を守るために、さらには患者の負担を軽くするために、体位変換や移動・移送の援助の際にボディメカニクスを重視して行う必要があります。 体位変換や移動動作は頻繁に行う作業であり、患者を起こしたり持ち上げたりする時に力を必要とするだけに、不用意な姿勢で行うと看護師自身の腰を痛める原因になります。 6 мар. 2020 г.
ボディメカニクスの目的は?
ボディメカニクスは、 特に腰痛予防に効果的 と言われています。 力任せに身体介助を行うことなくスムーズに介助することで、介護する側と介護される側の身体的負担を軽減できます。 介護・看護は腰の負担が大きいので、ボディメカニクスを知っておくことが長く安定して勤務する上で重要です。
ボディメカニクスのメリットは?
ボディメカニクスを活用すると、介助者の負担が軽減されるとともに、介助者の身体を守ることにもつながりますが、実は、介助される要介護者にとっても、身体的・心理的負担が軽くなるというメリットがあります。 力任せに介助されると、要介護者が動きにくかったり、不安定な体勢で介助されると不安に感じることもあるでしょう。
ボディメカニクスの使い方は?
2.1重心を下げて支持基底面積を広くとる ... 2できるだけ近づく(重心を近づける) ... 3身体を小さくまとめる ... 4持ち上げずに、水平移動を行う ... 5腕だけでなく身体全体を使う ... 6肩と腰を平行にして身体をねじらない ... 7てこの原理を使う
ボディメカニクスの8原則は?
ボディメカニクスの8原則重心を近づける対象者を小さくまとめる支持基底面を広くする重心を低くする身体を捻らない大きな筋肉を使う水平移動するテコの原理を利用する