一価不飽和脂肪酸に含まれるオレイン酸はオリーブオイル・アボカドオイル・アルガンオイル・椿油などに多く、悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化や高血圧の予防に効果があるといわれています。 また、腸の働きを活性化し、便秘予防にも効果があります。
飽和脂肪酸はなぜ体に悪いのか?
脂質のとりすぎによる健康への影響 一般に、脂質のとりすぎは、肥満や生活習慣病につながります。 特に動物性脂肪やパーム油などに多く含まれている飽和脂肪酸をとりすぎると、血液中のLDLコレステロールが増加し、その結果、循環器疾患のリスクを増加させることが示されています。
飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 どっちがいい?
健康に良い油は不飽和脂肪酸! 同じ脂肪酸でも「飽和脂肪酸」か「不飽和脂肪酸」かによってはたらきが異なることが分かりましたね。 そして、不飽和脂肪酸の方がコレステロールを増加させない、など総じて健康に良い影響があることもわかりました。
飽和脂肪酸の適正量は?
日本人の食事摂取基準でも「飽和脂肪酸」は、脂質全体の3割以下に抑えることが望ましいとされているのです。
飽和脂肪酸が多いとどうなる?
これらも重要なエネルギー源ではありますが、飽和脂肪酸をとりすぎると、血中総コレステロールが増加し、心筋梗塞をはじめとする循環器疾患のリスクが増加することが予想されています。 食事摂取基準では、日本人が現在摂取している飽和脂肪酸の量の中央値をもとに、目標量の上限が設定されています。