通常、奥歯から入れ歯になっていく人が多く、50歳過ぎた頃から、部分入れ歯を入れる人がでてきます。 あくまでも平均ですので、40代、早い方は30代で部分入れ歯の方もいます。 また、先天的に永久歯が少なく、乳歯が抜けてしまった後永久歯が生えてこないので、10代、20代で部分入れ歯が必要になる方もいます。
入れ歯になるのは何歳ぐらいから?
入れ歯を装着する年齢は45歳前後から多くなると言われていますので、このあたりから、歯が徐々に抜けはじめブリッジ治療も困難になり、入れ歯へと移行していくのです。 この年代は、総入れ歯は少なく部分入れ歯がほとんどを占めます。 何かしらの原因で歯を失った40代の人は7.1%、約14人に1人です。
前歯 入れ歯 何歳から?
結論からすると「入れ歯は何歳からでも装着可能」です。 ちなみに私の歯科医師人生の中での入れ歯装着最年少の患者さんは23歳の女性の方でした。 その方は奥歯を1本だけ失っており、ブリッジの提案をいたしましたが、両隣の健康な歯は削りたくないという理由で、ご自身で入れ歯を選択されました。
総入れ歯 いつ?
50代にはじまり、60代から高まっていく総入れ歯の割合 厚生労働省が実施した「平成28年歯科疾患実態調査」には、全部床義歯(総入れ歯)を装着している年齢別の分析がなされています。 その分析によると、50歳から54歳では0.9%、55歳から59歳では1.6%と少ない割合で推移。
50代で総入れ歯の人いますか?
1. 50代で一番多いのは「ブリッジ」 2016年の歯科疾患実態調査によると、歯を失った50代が実際に治療した方法は、ブリッジが50代前半で34.4%、50代後半で46.9%とダントツトップでした。 意外にも部分入れ歯は6.3%、10.6%と少なめです。