入れ歯をしたまま就寝してしまいますと、寝ている際に繁殖するお口の菌が、入れ歯にも付着してしまうため、衛生面の観点からも、外していただくことをおすすめいたします。 ただし、口腔内の状況により、まれに入れ歯を入れたままの方がよい場合もございますので、その場合は、歯科医師の指示に従ってください。 15 авг. 2017 г.
入れ歯を入れないとどうなる?
歯が無くなると、当然すべての歯が揃っていた時に比べて咀嚼能力が低下してしまいます。 特に奥歯の噛む力は重要で、入れ歯を使用しないと転倒するリスクが2.5倍高くなるというデータがあります。 下顎が不安定になり、体のバランスを保つことが難しくなるのです。
寝るときは、入れ歯は入れたままでよいですか?
一方、歯ぎしりが強く歯に過剰な力がかかる場合や、噛み合わせの歯が歯ぐきを傷つける場合、顎関節に過剰負担がかかる場合、ぐらぐらする歯を入れ歯が固定する役割を果たしている場合は、寝るときも入れ歯を入れる方がよいでしょう。 この場合、都合のよい時に入れ歯を数時間はずし、歯ぐきを安静に保つようにしましょう。
義歯の装着時間は?
元来、体の恒常性を保つ為には、義歯であったとしても歯は24時間なければならないものなのです。 ドイツ式のテレスコープシステムの義歯は、就寝時も含め24時間、口の中にはめておけるだけの適合性や安定性があります。
総義歯 いつ外す?
入れ歯の中でも総入れ歯では、口の粘膜と入れ歯が吸着して安定しています。 総入れ歯は食事をするときに粘膜へ負担をかけています。 粘膜を休ませる意味も込めて寝るときは外してもらうのが一番です。 さらに人間は寝ているときには唾液の分泌量が少なくなってしまいます。