厚生労働省が公表した「不妊治療の実態に関する調査研究」(2020年度)によると、全国の医療機関に尋ねた人工授精の費用は1回平均で約3万円、体外受精は約50万円。 また、同調査の当事者アンケート(20~40代の1,636人)で不妊治療にかかった費用の総額を尋ねると、治療内容によって大きな差がありました。
不妊治療 医療費控除 どれくらい?
医療費控除の対象となる金額は、実際に支払った金額から保険の受取金額及び10万円を差し引いた金額で、最高で200万円です。 つまり1年間に支払う不妊治療費やその他の医療費の合計額を保険の受取金額や助成金と相殺させた残額が10万円を超え、210万円までは医療費控除の対象となります。
不妊治療 いくらまでかける?
人工授精・体外受精・顕微授精のいずれかを経験した方に限ると、平均費用は約134万円まで上昇します。 さらに、不妊治療の中でも高額となる高度不妊治療(体外受精・顕微授精)の経験者となると、その治療費の平均は193万円まで上昇(資料1)し、300万円以上かかった方も約6人に1人(16.1%)となりました。
不妊治療 保険適用 実際いくら?
これまで採卵から移植まで平均は50〜60万円でした。 特定不妊治療の助成金は30万円なので自己負担は20万〜30万円となります。 今回保険適用の場合だと、15万円ほどの自己負担となります。 今回の採卵数や培養数、凍結数などの場合は保険適用のほうが負担額が少ない様に感じます。
不妊治療 漢方 いくら?
④漢方は病院での不妊治療の金額ともあわせて検討しましょう。 誠心堂グループでは、煎じ薬や粉薬の場合、調合する漢方の組み合わせや量によって費用が変わり、月予算で2.5~5万円となります。 漢方錠剤やパッケージ商品といった既製品では、1箱5,000~2万円ほどの商品を単独もしくは組み合わせて考えます。